紫色の透明水彩絵の具を資料として残しておきます。
ニッカーのデザイナースカラーはポスターカラーの部類に入るかもしれませんが、私は透明水彩絵の具と一緒に使っているのでこのまま置いておきます。
また、紫は~系みたいなくくりでは分けられなかったので、分けずにそのまま載せています。
何かの参考になれば幸いです。
紫色の絵の具を全て塗ったものがこちら

様々なパープル、バイオレット系があります。
青寄りだったり赤寄りだったり、混色をせずとも美しい色合いのものもたくさんあるのでそのまま使えて便利です。資料として撮っておくとすぐに見返せるのでとても良い事だと改めて思いました。
誰かの参考になれば幸いです。
パーマネントバイオレット

PV23顔料のジオキサジンバイオレット(単一顔料)の色。
紫の絵具は、この顔料のみでできたものか、青系顔料と赤系顔料を混色したものが多いと思います。
ホルベインのパーマネントバイオレットは、青寄りでも赤寄りでもない印象です。濃く塗ると鮮やかな紫色ですが、多くの水で塗り広げた時には綺麗な薄紫色になるので大変扱いやすく、思った通りの色がでてくれる絵の具だと思います。
混色にも向いています。
ミネラルバイオレット

ウルトラマリンとキナクリドンマゼンタに、イミダゾロンブラウンが入った混色の紫色。
赤寄りの紫だと感じます。ブラウンも入っているので程よく渋いです。
良い感じに暗く、影の色何にしようかと迷ったときにはコレを使えばばっちり決まります。
この色のすごいところは、影の色に使えるのはもちろんなのですが、洋服や髪色、メイクの一部やアクセサリーに至るまで、なんでもオールマイティーに使えるところです。
持っていて損にはならない絵の具です。
ウィンザーバイオレット

ホルベインのパーマネントバイオレットと同じ顔料表記がされていましたので同じ色といえば同じ色なのですが、W&Nさんのウィンザーバイオレットは滑らかで濃いです。
少し薄めたところで薄紫色にはならず、ずっと鮮やかなまま色が広がってくれます。
ものすごく綺麗です。
どちらが良い悪いではないのですが、扱いやすいのはホルベイン、鮮やかでプロ仕様なのはW&Nの物かなと考えています。別物と考えてよいと思います。
W&Nプロフェッショナル ペリレンバイオレット

金属の錆のような渋い紫です。
ペリレン系は濃いし、染みつきやすいため今のところ苦戦しています。
しかし、このような色は単色にしても混色にしてもあまり見かけない色で、他のペリレン系顔料同様、使いこなしたい気持ちがずっとある絵の具です。非常に美しい色合いです。
他のペリレン系の記事はこちら↓
ライラック

ホルベインの赤紫パステル色。少し濃い目に塗ると完全に不透明です。
他のパステル色同様可愛らしい色で、背景や洋服などにそのまま使用することができます。
カケス

ホルベインのグラニュレーションカラーシリーズ(分離色)の一つです。
暗い色なのですが全体的にほんのり紫色で、水を多めにして広げるとオレンジのようにも見える不思議な絵の具です。
温かみのある黒としても利用できそうです。
アメジスト

ダニエルスミスのプリマテックシリーズの一つです。
天然石の絵の具なので、自然な紫色でほんのりキラキラしていてとても美しいです。
似ている色はあるかな?と探してみたのですが、私が持っている絵の具の中にはこちらの色に似ている色は見当たりませんでした。
ホルベインのパーマネントバイオレットよりも暗い色ですが透明感があり、赤青どちら寄りでもない印象です。
キナクリドンパープル

貴婦人のオシャレなドレスにぴったりな紫。
今のところダニエルスミスでしか見たことがない色で、若干赤みが強い印象です。
この絵の具でお花を描いてももちろん美しいだろうなと思うのですが、何故か高級で美しい布地に使いたくなる高貴な雰囲気のする色です。
インペリアルパープル

透明感と粒状感がある紫です。
色だけみると一番似ているものがウィンザーバイオレットですが、質感が違います。
このざらつき感を生かし下地などに利用できればと考えますが、なかなか使いこなすのが難しい絵の具です。
キナクリドンバイオレット

顔料的には、赤のページに載せてあるキナクリドンレッド等と同じものですが、キナクリドンバイオレットは赤紫色をしています(画像よりも実際の方がもう少し青みがかってみえます)。
他のPV19顔料の色見本はこちらから↓
透明感があり華やかなので、赤紫色のお花にもってこいな色だと思います。
ウィステリア

ホルベインのライラックの色と似ています。こちらもとてもきれいなパステル紫です。
ダニエルスミスさんのウィステリアの方が若干透明感があるように思いますがほとんど同じ色なので、好みでどちらかがあればよいかと思います。
スギライト

キラキラした紫鼠色です(ほんのり紫がかったグレー)。
ダニエルスミスのプリマテックカラーシリーズの中のスギライトという鉱石の絵の具です。
私はドットカードで試したきりなのですがとても気に入った色で、(お高いため今はなかなか手がでませんが)見かけたら是非買いたいなと考えている色の一つです。
ニッカーデザイナースカラー ラベンダー

ニッカーさんのラベンダーは暖かい紫色をしています。
ホルベインさんのラベンダーは青みの強い色だったので、別の色と考えてよさそうです。
こちらの絵具も下の色を隠してくれる不透明なものなのでベタ塗りしたい時に大活躍しそうです。背景や小物、洋服など多くのものに使えそうな色です。
マースバイオレット

ホルベインの人気色。このくすみ感が秀逸でたまりません。
そのままでもオシャレな絵に近づけますが、色々な色と混ぜても良い感じのくすみ色を作ってくれます。
ペリレンバイオレットより鮮やかさを控えめにした感じの色です。
ニッカーデザイナースカラー レーズン

ニッカーさんのデザイナースカラーの中では珍しく?透明感のある絵の具です。
こちらの色も良い感じでくすんでおり、また滑らかで塗り心地も良い綺麗な紫色です。
メーカーが違いますが、ホルベインのミネラルバイオレットとマースバイオレットを混ぜたような、両方の良い所取りをしたような色をしています。
まとめ
紫系統は仲間を作ってまとめるのが難しかったので、分けずに載せておきました。
紫色は黄色の補色なので影として使う機会が多いですが、主役として使っても鮮やかで華のある魅力的な色なので、本当に研究しがいがあります。
~系紫、のようにまとめる事ができないからこそ一つ一つ考えていく必要があるので、これからまとめていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。





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