ペインズグレーという色はメーカーによって配合が違うようですが、今回は青みの入ったタイプのホルベインのペインズグレーを取り上げて混色していきたいと思います。
ということで、いつも通りよく使用する色の混色を作っていきたいと思います。
ちなみにペインズグレーの歴史ですが、18世紀後半のイギリスで画家をしていたウィリアムペインさんという方が考案した青みがかったグレーという事でした。
黒よりも自然な透明感のある暗い色を作りたいというところから始まって、それが今でも定着しているそうです。
私も黒をほとんど使わないので、色を暗くしたい場合はこのペインズグレーかニュートラルチントを使用することが多いです。
ペインズグレーの混色一覧はこちら

良い感じの混色が出来上がりました。
このペインズグレーも最初から完璧な混色が出来上がっているタイプの絵の具だったのでどうなるかと思ったのですが、個人的にとても好みの混色が出来上がってくれました。
ミネラルバイオレットの回では混色しない方がいいなと思ったので、やはりいろいろ試すと分かることが沢山あるなと感じました。あくまで自分の好みの問題ですが。
最初から完璧な混色だと思っている色達↓

次の項で気に入った色達を載せていきたいと思います。
ペインズグレーの混色で気に入った色たち
気に入った混色が三つほどあったので挙げていきたいと思います。
まずはバーントアンバーとの混色です↓

こちらは青みがなくなり、とても自然な形のグレー(黒)が出来上がりました。
固めの自然な道やレンガ、加えて、スモークがかった霧などの表現ができそうな色です。
続いてパーマネントレモンとの混色です↓

渋い緑色ができました。
赤みのないオリーブグリーンのような感じで、暗いながらも清々しいスッキリとした深緑色になっています。赤みのある深緑だと湿り気があり使いづらいと感じる場合はこの混色を使った方がいいかもしれません。
最後に、パーマネントバイオレットとの混色です↓

これに関しては、混色して合わないわけがなかったので載せるのを省こうかと思ったのですが、やはり一度作っておこうかと思い直し塗っておいた色です。
まぁ、私がわざわざいう必要もないですが何にでも使えますね。
影色どうしようかなと思ったときにはとりあえずこの辺りの混色をつかっておけば間違いないでしょう。やはり美しい色です。
まとめ

昔の巨匠が考えてくれたペインズグレー。
今でもとても大変便利に使わせていただいております。
黒をそのまま使用すると目立ちすぎて難しいのですが、このような美しい混色グレーだと混ぜた時にも温もりを感じさせてくれるのでとてもありがたいと思っています。
あと、ペインズグレーの他に、黒の代わりとして使えそうなニュートラルチントという色もあるのでそちらもそのうち載せていきたいと思います。
それではこの辺で。誰かの何かの参考になれば幸いです。



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