今持っている資料を置いていっています。
今回は青い絵の具で主に透明水彩です。アクリルや顔彩は別途ページを作る予定です。
完全手書き&間違いがある部分もあるかもしれませんがご容赦ください。
また、個人で集めて適当に塗っているだけの資料なので順不同となっており見にくくて申し訳ありません。何かの参考になれば幸いです。
透明水彩青の絵の具資料全体像

持っている青色絵の具を塗った全体資料です。
以下から個別に記入していきます。
フタロブルー系(シアンと言っていい青)
フタロブルー(PB15)の資料です。
フタロブルーイエローシェード

絵の具の三原色にある基本中の基本の青色。
ホルベインのフタロブルーにはイエローシェードとレッドシェードがありますが、シアンと言えばこちらのイエローシェードの方。
とにかく濃い。このままでは使えないんじゃないかと思えるほど水で薄めても主張が強く、少しでも顔料が溜まると若干艶る。
三原色だけあって、混色を研究するにあたっては必要不可欠な色。
ピーコックブルー

ホルベインの綺麗な青色。
フタロブルーイエローシェードあまり変わらない色とはいえ、こちらの方がまろやかな優しさを感じるため使いやすい。シアンをそのまま使用したい場合は、ピーコックブルーの方が違和感なく塗れそうな気がします。
マンガニーズブルーノーバ

ホルベインの透き通ったシアン。
大好きです。水の表現、空の表現、可愛らしい洋服、混色せずにそのままなんにでも使えます。
可愛らしいイラストを描く方はこちらのマンガニーズブルーノーバの方が合うんじゃないかと思います。
まっちベーシックカラー ブルー

絵の具の会社まっちのなかでもベーシックと呼ばれるシリーズのもの。
色の元である顔料の含有率が最も高く一般の絵の具に比べて約3倍含まれ、その高濃度の顔料を独自の技術によって超微粒子にした(←まっちさんのホームページより)と書いてある商品です。
塗った感想ですが、ホルベインのフタロブルーイエローシェード同様、濃いです。
しかし、塗り広げた時のなめらかさがものすごくよくて、顔料が溜まった際の粒のようなものが一切見当たりません。
ブライトカラー&レインボーカラー そらいろ

↑まっちのブライトシリーズと呼ばれる中のそらいろ
↓まっちのレインボーシリーズと呼ばれる中のそらいろ

どちらも、まっちのベィシックカラーより濃さが落ち着いた丁度良い塩梅のシアン。ブライトカラーとレインボーカラーの違いが私にはわかりませんでしたので、同じくくりとさせていただきました。
どちらも、混色もできるしそのままでも使えるしというハイブリッドなタイプで、私がシアンを使うときはこの二本に頼ってしまいがちです。
ウルトラマリン等(赤み寄りの明るく鮮やかな青)
海を越えてきた青(PB29)。
スマルト(PV15)は少し違いますが、ウルトラマリンと同じ系統として使用しているのでこちらに入れてしまいました。
まっちベーシックカラー ウルトラマリン

綺麗なウルトラマリンです。
滑らかなので水で塗り広げてもどこまでも美しく発色します。私は、ホルベインとまっちのウルトラマリンしか持っていないのですが、まっちのウルトラマリンは粒状感がなく混色に使いやすいです。
まっちのウルトラマリンはとにかく滑らかなので、塗り広げやすいです。華やかさも申し分ないので持っておいて損はない絵の具です。
ウルトラマリン

ホルベインのウルトラマリン(書いていませんがディープの方です)は、赤みがあり華やかで、少し使うだけで目を引くような奥深い色です。
粒が大きいため、混色すると分離しがちなのでそれを踏まえて使用しなければなりません。わざとグラニュレーションカラーを作り背景等に使用すると、それはそれでかっこよさげな絵になったりもします。
コットマン コバルトブルーヒュー

ウィンザー&ニュートンの中でも手を出しやすい価格であるコットマンシリーズ、その中のコバルトブルーヒューという色です。
ウルトラマリンの顔料に少量の白が入っているようでその分落ち着きがあり、粒状感もなく使いやすいです。
W&Nプロフェッショナルカラー スマルト

美しい青紫色のスマルトです(顔料番号PB15)。
ウルトラマリンよりもさらに赤みを帯びた色です。青の括りに入れましたが紫でもいいくらいかも。とにかくこんな上品な青紫色にはなかなか出会えません。
個人的に好きすぎて、いつも手元に置いてあります。
ニュートラルな青
何にでも合います。
コバルトブルーヒュー

学童用の絵の具で”あお”といったらこんな色と思うような中立的な青です。
コバルトブルーヒューと名が付いていますが、コバルトブルーの色ではありません。コバルトブルーに近くしたいんだろうなというのは分かりますが違います。
ただ、このホルベインのコバルトブルーヒューはものすごく使いやすいです。
というのも、ウルトラマリンとフタロブルーがまざっているようで青の良い所取りをしてくれている状態。とにかく何にでも合わせることができるのです。もし青を一本だけを持つのだとしたら、これでもいいんじゃないかと思えるほどです。
セルリアンブルー系(澄んだ空のような青)
澄んだ空の色と言えばセルリアンブルーです(PB35)。
セルリアンブルー

ラテン語で空色を示す言葉が使われている歴史ある色、セルリアンブルー。
私はホルベインのものしか持っていないので比較はできないですが、こちらの一色は白が含まれていないにも関わらず綺麗な水色をしています。
顔料の粒が大きめなので、混色する際に気を使う必要がありますが、青の風味を少しだけ入れたいときには手が伸びてしまいがちです。
グラニュレーションカラーを作りたい方にはもってこいの絵の具です。
追記:澄んだ空色という意味では前述したマンガニーズブルーノーバもこの部類に入れても良い。
プルシャンブルー系(浮世絵とも深い関わりのある紺青)
買わないわけにはいかない渋美しい青です(顔料番号PB27)。
プルシャンブルー

誰もが見たことがあるであろう日本の浮世絵。葛飾北斎の富岳三十六景の荒ぶる海の色がいわゆるプルシャンブルーだよ。と言えば大体伝わるのではないでしょうか。
青というより紺色。水で薄く延ばすと若干黄みがかった青になります。
深い海の表現はもちろん、夜の表現もできますし、紺色の洋服や小物などにも使える色なので使う頻度は高いと思います。
ロイヤルブルー等(少し赤みを含んだ紺青)
名前の通りヨーロッパ風(西洋)なブルーだなと思っている色です(PB60)。
ロイヤルブルー

上に記したプルシャンプルーが黄みを帯びた紺青だとしたら、こちらの色は赤みを帯びた紺青といったところでしょうか。
冷たい感じがするため、引き締まったクールな絵にしたいのであれば、こちらの紺青を使用すればばっちりきまります。
顔料番号はPB60で、他の絵の具メーカーからは別の名前で発売されているようです。よく使う色なので、無くなったら買い足していこうと思います。
コバルトブルー系(歴史あるコバルトの青)
白が入っていないのに白っぽい青です(顔料番号PB28,PB50)。
コバルトブルー

コバルトブルーは、紀元前からガラスや陶器に使用されていた歴史ある色です。
決して濃い色ではないのですがそこはかとなく品があり、白っぽさもあるので何にでも合わせる事ができます。先ほどのセルリアンブルーは少しシアン寄り(黄み)でしたが、コバルトブルーはニュートラルな青色をしています。
コバルトも粒が大きい顔料なので、気を付けて混色する必要がありそうです。
ホルベインアーチストパン コバルトターコイズ

かなり緑がかった鮮やかな青緑です。
南国の海を描きたい時にもってこいな絵の具です。
ターコイズの色を入手するにあたり、私はエメラルドブルーの海のような色が欲しかったために緑がかった顔料であるPG50のものを探して買っていましたが、最近ホルベインのホームページ上に、チューブの方のコバルトターコイズもこのPG50の顔料に変更しますとお知らせが乗っていました。
本当に大変美しい色で替えがききません。
白入りのパステル調の青
全て可愛らしい色です。白が入っているので不透明感があります。
コンポースブルー

フタロブルーのパステル色。
白を入れても濃いなぁという印象。私は今のところあまり使う機会がないのですが、混色に使っていきたいなと思っています。
これに限らずなのですが、最初から白が入っている色は他と混ぜても必ず優しい色合いになり、また、少し不透明になるので可愛い系のイラストを描くときには重宝します。
ホリソンブルー

白もグリーンもいい感じに入っているHorizon Blueは本当に使いやすい色です。
はじめてホルベインの絵の具買った時、選んだ12色の中に入れました↓
どんな色とも混ぜやすい色。イラストはもちろん、空や水の表現もでき、緑、赤、茶色系のものと混ぜれば、風景画や自然画などにかなり使える。
パレットの中に入っていると重宝します。
バヂターブルー

コバルトブルーに白が入った色。
白が入っていないコバルトブルーも何にでも合う色なのですが、こちらのバヂターブルーはさらに使いやすい気がします。
白が入っている分粒状感が緩和され、でも透明感は維持しているような感じです。
とはいえ、コバルトブルーとバヂターブルーは同じ色合いなので、どちらか一つ持っていれば充分だと思います。
ホルベイン&ダニエルスミス ラベンダー

↑ホルベインさんのラベンダー
↓ダニエルスミスのラベンダー

紫のページに入れようか迷いましたが青寄りではあるのでこちらにしました。
2社では顔料の違いがあるようですが、紙に塗ったものをみるとそんなに違いがないのでひとくくりにさせていただきました。
ダニエルスミスのラベンダーの方が若干紫寄りで透明感があるかな?という感じです。どちらも可愛らしい色で不動の人気色です。
イリッセントエレクトリックブルー

キラキラ光っていて透明感のある華やかな青。
キラキラしていてきれいだし、色もターコイズっぽく鮮やかで素敵な色です。私はそのキラキラをまだ使いこなせていませんがそのうち使ってみたいです。
インディゴ等(ほの暗い黒霧のような青)
ダニエルスミスのプリマテックシリーズ(鉱石が顔料の絵の具)も全てこちらのスペースに入れています。
コットマン インディゴ

黒の顔料が入っているためか、かなり暗めの色です。
ほのかに青が混ざっている暗い空の雰囲気で、とても自然な暗さを表現できる色だと思います。
夜空に使用するのはもちろん、黒の代わりに髪を描く色にも使えそうです。
ハシビロコウ

分離色シリーズ(グラニュレーションカラー)のうちの一つ。
ハシビロコウをイメージして作られたものだけあって、たくさん水を含んだ筆で塗るといい感じに紺色や青紫等が現れ、遠くから見るとテクスチャーの付いた灰色のような色合いになります。
とってもオシャレです。
ブルーアパタイト

ダニエルスミスのプリマテックシリーズ(鉱石の絵の具)の一つです。
ブルーアパタイトはインディゴを薄めて黄みを足したような色をしています(いい表現が見当たらない…)。言葉では言い表せない自然な良いお色です。
ダニエルスミスさんは、そのままの鉱石をそのまま使えるこのようなシリーズの絵の具を多数販売しています。
日本画にも岩絵の具というものがありますね。色が自然で美しいです。
こういった鉱石の絵の具は大好きなのですが、お値段も張るのでなかなか手がでません。もっと頑張りたいと思います。
ラピスラズリ

こちらも昔から高級で知られるラピスラズリの絵の具です。
私はこちらの絵の具を持っているわけでなく、ドットカードという色見本がつくれるキットのようなものを買って色を調べています。
このような天然の色は、なかなか自力で作れるものではなく上品でとてもいいなと思います。
マヤブルー

同じくプリマテックシリーズのマヤブルーです。
緑がかった透明感のある暗い青で、同じような色があるかと聞かれても思い浮かびません。
もし同じような色が作れたとしてもこんなに自然な良いものはできない気がするので、どうしてもこの色が欲しいのであれば購入するしかないかもしれません。
まとめ
沢山種類のある青(ブルー)ですが、集めれば集めるほど、塗れば塗るほど発見があり本当に楽しい色だと感じます。
種類が沢山あるからこそ、混色でできあがる色も未知数です。
パレットに入れておく色は何がいいのか、混ぜるとどうなるのかこれからどんどん集めていきたいと思います。
最後までありがとうございました。




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