可愛い頬の色ローズマダーの混色

透明な赤

ローズマダーは西洋アカネの根を原料とした植物染料の一つで、紀元前から使われている歴史ある色の一つだそうです。

古代エジプトのミイラの包帯にも使用されていたとか。

私はアリザリンを合成したタイプの顔料(PR83)なのかな?詳しく分からなくてすみませんが、ホルベインのローズマダーを持っているので今回はそれを混色していっています。

ウィンザー&ニュートンで発売されているローズマダーは完全な天然素材の絵の具があるそうです。なんだか夢がありますね。

控えめで清楚な感じのするピンク色をしていて血色の良い感じがするので(またもやデジタル画像で再現しにくいのが悔しいかぎりです)、勝手に白雪姫の頬の色だなと思って使っています。

ローズマダーの混色全容はこちら

よく使う絵の具と混色していき、こんな感じになりました。

全体的になんだか薄めの色に仕上がっていますね。

別にパステルカラーでもないのですが優しい色達です。

キナクリドンマゼンタでは鮮やかすぎるペリレンマルーンでは茶色っぽくなりすぎると思うときには、ローズマダーを使用して混色をつくると丁度良さそうです。

美しい赤紫キナクリドンマゼンタの混色
キナクリドンマゼンタ(PR122)と、青系絵の具、緑系絵の具、黄色系絵の具、茶色系絵の具を混ぜ合わせ2色の混色を作っていきます。
渋い赤錆色ペリレンマルーンの混色
赤茶褐色の魅惑的な色ペリレンマルーンと他1色を混色していきます。ウルトラマリンやセルリアンブルー等の粒状色は使用せずにやっていきます。

あと、明るい透明な黄色との混色はイミダゾロンレモンの記事を見てみてください。

こちらにもローズマダーとの混色が載っています↓

フレッシュな果実の色イミダゾロンレモンの混色
今回はイミダゾロンレモン(イエロー)の混色をしていきます。2色の混色でやっていきます。とても鮮やかで明るい透明感のある黄色なので、とても綺麗な青ができました。是非参考になさってください。

ローズマダーの混色の感想はいままでのものと少し違います

いつもだったら気に入った色をどんどん載せていくのですが、ローズマダーの混色で思った事があるので少し記載していきたいと思います。

ローズマダーの混色で気が付いたことですが、他の赤混色に比べて色の偏りがありません。

混色後のオレンジや紫が鮮やかすぎてその色だけが目を引くこともなく、全体的に茶色っぽく偏ることもなく、全体的に前の色を壊さず補助的に働いている感じがするのです。

とにかく控えめ。

なので、今回は不思議なことに気に入った色というものが存在しません。

逆に言うと、どの色と混色してもローズマダーが控えめなので合うのです。

【静かで清楚な誰にでも好かれそうな】色です。

まとめ

自分でも不思議な感覚ですが、好みの混色がなく、でも混色すると全て使いやすそうな優しめの色にしてくれる不思議な色それがローズマダーでした

私は気に入った混色の記録を残しておきたくてこのブログを作ったのですが、ローズマダーはどの色と混ざっても主張がなく良い感じに柔らかな雰囲気にしてくれるのため、最初から混色をして使うというよりは下地に使ったり影に使うのが良いのではないかと感じたその感覚を残すことにしたいと思います。

美しいくすんだ赤ピンクな色なのでそのまま使用することも多いかもしれません。とにかく使い勝手のよい色です。それと、今回の経験でローズマダー以外にも主張が少なく何にでも使える色があるのか、探すのが楽しみになってきました。

それでは今回はこの辺で、最後までお読みいただきありがとうございました。

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